ライダーのスキルアッププロジェクト
 「ライディング&トレイニングリポートのキャッチボール」


ライダーのスキルアップのためには、ライダーの意識していることとしてないことと、また騎乗しているときに、どんなフィールを感じているのかまた感じてないのか、という基盤に則って方法を企画することが何よりも大切なことです。


どんなに言葉による知識があっても実際には、それを馬に伝達するとき、ライダーは五感によって、行ったり馬の反応を感じ取ったり判断したりしています。

ライダーが考えていることを馬に伝えるときに、脚やレインハンドやそのコンビネーションをどのようにして行うのかを、ライダーの意識下におかなくてはなりません。

知識や考えを心にもっているときは、誰でもがものを言葉としてもっています。しかし実際に行動するということは、言葉を体の感覚にトランスファー(脚の圧迫感やレインを引っ張ったときの緊張感)しなければならないことなのです。また相手である馬のフィジカルやメンタルの状態を受け取るのもまた感覚です。その感覚を解釈として言葉にトランスファーして、理解したり記憶したりしているのです。


ライダーが馬をコントロールするためには、先ず自分自身のフィジカルがコントロールできなければなりません。ライダー自身のフィジカルをコントロールするためには、意識してできることとできないこととがあります。つまり大脳と反射神経が司ることとがあるということで、訓練によって、その2つを意識下においてコントロールすることができるようにならなくてはなりません。

例えばバランスを取るのは、反射神経で大脳ではできません。ですからどんなに意識してバランスを取ろうとしても、むしろ取ろうとすればするほど緊張してアンバランスに陥ってしまいます。しかし大脳で工夫することはできます。例えば、視線をどこにおくように心がけるとか、体の力を抜くようにするというようなことです。



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ライダーのスキルアップをするためには、馬の反応やパフォーマンスに対して目的を持ち、その目的を達成するためにその方法をプログラムして、意識的にこれを実行することが何よりも大切なことであり、この方法以外に考えることができません。


そこでここにレポート用紙をご用意いたしましたので、自由にここに書き込んで頂きメールで送って頂きたいと思います。そして私なりの感想と考えをお返事しようと思います。


ここで挑戦してみようと思っていることは、レポートを書くということによって、嫌が応に意識して物事に向かうという必然性が生じることです。それまで何となく無意識にやってしまってきたことに、気づくというきっかけになればそれだけでも大きな意味を持ち、且つ変化につながるに違いありません。ライダーが目的意識を持つことによって、馬の反応の変化を感覚的なものとして感じ取ったり、また意図することを感覚的にフィードバックしたりできるようになるということなのです。



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   沢山のレポート有り難うございます。

   レポート受信後、できるだけ1週間以内で
   お返事をお送りさせて頂いております。

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              2008年9月
              エルドラド ランチ
               土岐田 勘次郎

下記ファイルをダウンロード下さい。ダウンロード後、
当ランチ宛に添付メールを宜しくお願い申し上げます。

reining@eldorado-ranch.com

ご不明な点がございましたら、お手数ではございますが、
メール及びお電話でお知らせ下さい。


TEL 043-445-100

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(Training)
Riding & Training Report Form Excel9 '08.xls
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